2009年6月21日日曜日

XMplayという音楽プレーヤー

-言うならば「軽量型優等生」


皆様は音楽ソフトというと何を浮かべるだろうか。
音楽ソフトが日々開発され、無数にある昨今
多くの人が浮かぶだけでもwinampやiTuneやWMPと三つもあり
それ以外にもfoobar、AIMP、MediaMonkey等々
最近ではSongbirdが出てきたりと面白くなってるこのジャンル。

これらは大概プレイリストが機能が大きく設けられ
曲を直感的にマネジメントできたり
ネットラジオと連動していていたり、ブラウザが使えたり、
ネットを介して自分の聞いている物の傾向から
好きそうな物をピックアップしたり
音楽プレーヤーも多様になって来ている。

そんな中私がお勧めしたいプレーヤーの一つは"XMplay"

スキン・プラグイン対応というのはさほど珍しくなく、
プレイリスト周りも昨今のソフトに比べると弱いが
なによりもこのソフトは実行ファイルが264kbと、
かの軽量で有名な"Evil Player"並の軽さで
対応拡張子も多く、拡張子対応プラグインも多く開発されてる。
そしてEQからオートアンプまで備えたエフェクター機能等
初期状態でもプレーヤーとして一定水準以上の機能を備える。

デフォルトのスキンはちょっとイカツイけど、好みのスキンを入れれば無問題。


海外で人気のソフトらしく拡張関係の種類は豊富で
圧縮フォルダからの再生プラグインからASIO対応プラグインまである。
私はこれに出会う前はfoobar一辺倒だったのだけど
ASIO4ALLのバッファサイズを一定以下にすると
おそらくメモリ使用量の関係か、ブツブツ音が途切れてしまうので困っていた。
だけどXMplayは軽いので最低バッファサイズにしても途切れなくすんなりいける。
ここら辺の違いは軽さ故なのかも知れない。


Flatスキン適用後。


XMplayは素晴らしい音楽プレーヤーだがいくつか欠点もある。
簡単に挙げると以下の通り

●ローカライズの問題
・日本語化について
これは慣れりゃなんとでもなるけど一応。
パッチ検索しても出てこなかったので自作しようと思ったんだけど
exe圧縮形式が独自形式でどうも非可逆圧縮なのか解凍したはいいものの、
解凍したファイルからは起動出来なかった。

・スキンについて
一部のスキンはbmpフォントなのか何なのか分からないが
2バイト文字がちゃんと認識されず表示がおかしくなるので些か選択肢が限定されてしまう。

●エンコードが面倒
この事は触れていなかったが、XMplayはエンコード機能を持っている
しかしこれはいちいちオプション表示して、出力プラグインを変えなければいけないので使いにくい。

●ライブラリ機能がやや弱い
最近のプレーヤー自体iTuneライクなライブラリが増えているせいもあるけど
検索ボタンを押してウインドウを出し、検索結果を+Shiftで複数選択してaddかcreatしてと
ちょっと直感的と言い難い。せめて検索をウインドウを開かずに行えたらと。
欠点と言うほどでもないけど、そういった直感的なプレイリスト管理に
慣れてる人にとっては欠点なのかも知れない。

なんだかんだで苦手な物がはっきりとしているが
ここら辺が気にならなければ非常に優秀なプレーヤーじゃないかな、と。



ここから先は簡単な仕様情報
使ってない機能もあるのでちょっと変な部分があるのはご愛敬で。

言語:英語
対応形式(初期):GG / MP3 / MP2 / MP1 / WMA / WAV / CDA / MO3 / IT / XM / S3M / MTM / MOD / UMX
        PLS / M3U / ASX / WAX
スキン・プラグイン対応(プラグインはwinampプラグイン使用可)
イコライザ機能(リバーブ・サラウンド・補間機能・自動アンプ調整・イコライザ・曲別EQ設定オートロード・PANセパレーション)
プレイリスト・ライブラリ機能:文字列検索(除外検索可)・ソート機能・プレイリスト保存(PLS・M3U)・曲名自動検出(CDDB)
エンコード機能(エンコーダ別途必要)
キュー機能

0 件のコメント:

コメントを投稿